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お知らせ

ブログURLが変わります。

「またブログ変えたの?」という声が聞こえてきそうですが、、、すみません。

新しいブログはこちらです。

最近やたらと更新頻度が低いのは、去年の暮れからBlogspotで全く別のブログを始めていて、そちらばかりに気を取られているのが理由ではないかと自分で分析し、「じゃ、同じBlogspotで新しくイギリスブログを始めよう」と思いついた次第です(Blogspotは一つのIDで複数のブログが作れるので)。ついでにスタイルも、もう少しイギリス生活を中心に記事を書いていこうかなと思っています。

そもそも私がブログを始めた理由は、日本にいる家族・友人に向けての近況報告のためでした。でも今やブログを通して知り合えた方々もいて、インターネットと言う文明の利器に感謝するのと同時に、もう少し幅を広げてイギリスと言う国を題材としたブログを書いてみようと考えるようになりました。「他国に居ながらして、イギリスの事情が生々しく解る!」みたいな。

これでもっと更新するようになるかどうかはわかりませんが(笑)、心新たに頑張ります。
# by livesontheplanet | 2007-02-17 01:19 | 〇日々〇

最終警告

最終警告_e0072690_19263757.jpg

2月3日のインディペンデント紙の見出しです。

『7日間で写真の腕を上げよう』ではなく、
その下の、
『最終警告』です。

2月2日に国連が発表した地球温暖化に関する報告書は御存知でしょうか。
翌日のインディペンデント紙では、この報告書のまとめを載せていました。

以下、写真に書かれている内容を要約。
●気温が2.4度上昇すると;
北アメリカでは、ネブラスカ州を中心に砂漠化が進む。また南テキサス州からモンタナ州北部にかけては砂丘になり、農耕地は消え去る。グリーンランドの氷が溶けて海面上昇。環状珊瑚島地群は水没。ペルーではアンデス山脈の氷河が消え去り、1千万世帯が水不足に陥る。海水温度が上がることにより、グレートバリアリーフ及びさんご礁はほぼ全滅し、3分の1の地球上の生き物は絶滅に瀕する。

●気温が3.4度上昇すると;
アマゾンの熱帯雨林が火事嵐によって燃えだし、南アメリカは煙と灰で覆われる。煙が晴れるとブラジル国内は砂漠化し、また大量の二酸化炭素が大気中に排出され温暖化は加速される。夏には北極地域の氷冠が溶け、北極点では過去300年で初めて無氷状態になる。ホッキョクグマ、セイウチ、アザラシは全て全滅。カリフォルニアでは、シエラネバダ山脈の雪塊氷原が溶けて、水の供給が追いつかなくなる。アフリカのカラハリ砂漠は広がり、何十万という人々が避難を余儀なくされる。

●気温が4.4度上昇すると;
北極地帯の気温が上昇し、シベリアの永久凍土層から大量のメタンガスや二酸化炭素が放出される。地球温暖化は急速に進み、氷冠は溶け続け、海面は上昇し、避難民の数はバングラディッシュ、ナイル・デルタ、上海を中心に10億まで登る。熱波や干ばつにより亜寒帯地域は人の住める状態ではなくなり、ヨーロッパでは南スペイン、イタリア、ギリシアから大量の移民が流出する。半分以上の野生生物は消え、恐竜以来の大量の生物絶滅となる。オーストラリアでは農産業が崩壊する。

●気温が5.4度上昇すると;
南極西部の氷床が割れ、海面はやがて更に5メートル上昇する。このままの気温が続けば、世界中から氷が無くなる。海面は今日に比べて70メートル上昇。ヒマラヤ山脈の氷河は消えさり、インダス川は干上がり、バングラディッシュ、東インドではモンスーンにより何百万という人々が危機にさらされ、南アジア全体で社会崩壊が起きる。超エルニーニョ現象が起き、殆どの人類は高温地域から逃れるためにシベリアやイギリス諸島などの北極もしくは南極地域へ向かう。世界は食糧危機に陥る。

●気温が6.4度上昇すると;
暖かくなった海洋堆積物からメタン水和物の放出が起こり得る。メタンが空中に投げ出され、更なる温暖化に繋がる。海は酸素を失い淀み、毒性の硫化水素が放出されオゾン層を破壊する。砂漠化は難局地域にまで及ぶ。ハイパーケーン(ハリケーンよりも大型)が世界中を駆け巡り、洪水により土壌は破壊される。人類の殆どが死滅し、僅かな生存者は北極で辛うじて生き延びている。地球上の生物はほぼ全滅。

気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、「もし人間が今のままの状態で社会活動を行い、石油やガスなどの化石燃料物を燃やし続け二酸化炭素を大気中に放出し続けると、今世紀中に上記に述べたようなシナリオが起こり得る」と言っています。そして温暖化は、「90%人為的に因るものだ」とも述べています。

***環境省のHPで要約が見られます***
「気候の安定化に向けて直ちに行動を」

***『不都合な真実』のサイトでは、私たちに出来る排出削減を提案しています***
「自宅で取り組む排出削減」


これをどう捉えるか、どう行動に移すかはその人次第です。

「アンタのパートナーがCO2を輩出しながら仕事をしているのに、何生意気言ってんだ(イギリスでは航空業界が矢面に立たされています)」と言われそうだけど、、、だからこそもっともっと私たちに出来ることはやろうと思っています。
# by livesontheplanet | 2007-02-06 21:20 | 〇見聞〇

怪我続き

おととい朝起きたら左首から肩にかけてはったような痛み。どうやら寝違えたようで、一日中痛みに不便を強いられていました。傷む部分にホッカイロを貼ったり、M氏に肩をマッサージしてもらって次の朝、「大分良くなってきたかな~」なんて思いながらオーブンでパンを焼いていたら・・・。
火災発生。
前日に焼いた丸いパン(肩が痛かったけど、パンを作る元気はあった)を暖めなおしていたのですが、どうやらパンがオーブンの天井部分にあるパイプ状の加熱機に近すぎたらしく、パンの一つからメラメラ発火!
かなり動転しながら、直ぐ側で紅茶を淹れていたM氏に
「ファ、ファ、Fire!Fire~!!!」
と叫んで、何故か換気扇のボタンを押した私。
おしゃべりしても語尾に「ビックリマーク(!)」がつくことは殆どない温厚なM氏も、この時ばかりは
「こんな時になぜ換気扇のボタンなんだ?!すぐに火を消さないと!!!」
と見えないビックリマークを飛ばしながら、天板を取り出してフーっと強めの一息で火を消してくれました。

あー、危なかったね。パン一つの被害で済んで良かった~、とホッと一息ついたのも束の間。
その後オーブンについたすすやこげを未だに痛む肩をかばいながら掃除していたら、、、
ガッツン
と右脛とオーブンのドア(しかも角)の接触事故。
弁慶よりも遥かに弱虫の私は、思いっきりその場でのた打ち回って大騒ぎ。
M氏に「踏んだり蹴ったりだね」なんていわれる始末。

で、今朝起きたら、寝違えた左首と肩が悪化。
首を曲げて上を見ることが出来ません。動くたびに「イテテ・・・」ってなる。
頑張ってオーブンを掃除したから?
何をするにも左首・肩が痛くて億劫。

今もホッカイロを肩に貼った状態でブログを書いています。
もう夕飯の準備をする気力もありません。
明日には良くなりますように・・・。
# by livesontheplanet | 2007-02-01 23:39 | 〇日々〇

都へ行ってきました。

都へ行ってきました。_e0072690_015379.jpg

「ヤル気はあるのか」とつっこまれそうな勢いの更新速度です。

今月22日、イギリスで一番憂鬱な日(精神科医に言わせるとそうらしい。クリスマスショッピングの支払いの時期だし、新年の抱負が崩れ始めるのもこの日らしくて皆くら~くなるそうです)にロンドンへ行ってきました。目的は私のパスポートにM氏の苗字、つまりイギリスでの私の新姓を加えるためです。

朝10時頃にピカデリーにある日本大使館へ出向いて申請へ。
本来なら1日以上かかる手続きらしいのですが、私のように遠方からやってきた人たちには特別にその日以内に処理してくれます。ただ現住所を示すものがないといけなかったようで、それを知らなかった私は(だってウェブサイトにもそんなこと書かれてないし~)窓口であたふた。でも何とかM氏の運転免許証で許してもらえました。10時すぎに申請して、午後3時半には出来上がるとのことなので、大使館を離れた後はブラブラとピカデリーサーカス方面へ。冷たい雨が降る中、でこぼこのロンドンの道を歩いてジャパンセンターでお買い物。・・・と言っても高いので、切らしていた味噌を購入した以外は何も買いませんでした。チェシアの田舎で主婦業を開始して1年半。和食の代替用品を自分なりに見つけたので、「これじゃないとダメだ!」という気持ちが薄れたんでしょうね。あと自給自足の精神も逞しくなったし(笑)。「うどんが食べたい?じゃ、今から打ってくるから!」って感じ。

ピカデリーに吉兆庵がある筈なんだけど、見当たらず。夢の和菓子屋さんはどこだ?どこだ?ときょろきょろしながらも、雨がザーザーになってきたので歩みを進めることにしました。

ジャパンセンターを離れた後はピカデリーの天使を眺めながらリージェント・ストリートに突入。懐かしいユニクロさっと見学。それからオックスフォード・ストリートに入って、噂に聞いたビアードパパ・ロンドン店を目を凝らしながら探したんだけど、残念ながらこれも見つからず。吉兆庵と良い、ビアードパパといい、「絶対食べる!」と意気込んでいながら住所を確認しなかった私がいけないんだけど、、、かなりガックリきました。

それでもガンガン歩いて、ようやく目的地の大英博物館に到着。なんとM氏、初めてだったようです。20数年間カンタベリーで暮らしていたのに。でも余り時間がなかったので、ざっと古代エジプト・エリアのみ見て回りました。上の写真は3年前に私が両親と訪れた時のものですが、猫の銅像です。アクセサリーつけた小粋な猫さんで好きです。因みに大英博物館には、1983年に私たちの現在住んでいる村で発見された石器時代のミイラが保管されています。でもこのことは昨日初めて聞いたので、この時に村の最長老にお目にかかることは出来ませんでした。

そしてお腹も空いてきたので大英博物館を後にしてSOHOのとある和食レストランで昼食。M氏はチャーシュー麺、私は味噌ラーメンを食べました。その後お腹もいっぱいになったというのに、さらに中華街にあるパン屋さんでケーキを買う私たち(笑)。吉兆庵もビアードパパも見つからなかったので、せめてロンドンでしか食べれない美味しいものを!と考えて浮かんだのが中華街のパン屋さんだったのです。マンチェスターにも中華街はあるけど、規模が小さくて、しかもちょっと辛気臭いので滅多に行きません。箱いっぱいのお菓子とホクホク顔でお店を出て、再びピカデリーに戻ると、、、吉兆庵を発見。ジャパンセンターの斜め前に、まるで四次元から出てきたかのように佇んでいました。「どこから湧いて出てきたの?!」と困惑しながら、「大福あるかな~」とお店に吸い寄せられる私にM氏が一言、「もうお菓子買っちゃったでしょ」。指をくわえながらその場から去りました。。。でももう場所もバッチリ分ったし、次回こそは・・・!

日本大使館で無事パスポートを回収し終えた頃には、私もM氏も足が棒になっていました。昼食食べた時以外はずっと歩いていたので、滅多に運動をしないM氏には丁度よかったかも。

久しぶりのロンドン、私もM氏も予想以上に楽しんできました。
今回はパスポートが第一の目的で、歩いたところもショッピング街が殆どだけど、次に行った時はもっと博物館とか、歴史的建造物とかを見て回ろうと思います(今のところ再びロンドンに行く予定はないけど)!
# by livesontheplanet | 2007-01-31 01:30 | 〇日々〇

いつのまにか明けていました

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なんとも白々しいタイトルですが・・・。

明けましておめでとうございます。

もう少し早めに新年の御挨拶をするつもりだったのですが、どうも時間の感覚がなくて気がつけば年が明けて2週目だったんですね。言い訳がましいかもしれないけど、どうも日本を離れていると「お正月!」という感覚が薄れて、「新年だ!よし!」という気合も入らないんです。「2007年。ふーん」って感じ(きっとその前にクリスマスで盛り上がりすぎるせいもあると思う)。でも、大晦日にロンドン・アイ(ロンドンの大観覧車)で行われた花火(の中継)は友人宅で見てました。多分日本では報道されなかったと思いますが、それはそれは盛大な花火でした。規模はミレニアムを越えたとか。約10分間の花火だったのですが、コストは£10、000、000(23億円)と後日新聞に載っていました。まぁ確かに綺麗だったのですが、ちょっと私には「やりすぎじゃない?」と思いました。

新年はカンタベリーのM氏の実家で過ごしたのですが、30日はM氏の誕生日会、31日は大晦日パーティー、元旦は特別なお祝いはなかったけど"MONOPOLY(モノポリ)"大会が開かれて、にぎやかに過ごしてきました。そうそう、January Sale(クリスマス後に始まるセール)ではル・クルーゼの鍋セットを手に入れました!4点セット(鍋3つとフライパン1つ)で£150はお買い得!しかも良いお鍋は一生使えるし。今年はこのお鍋を使いこなしていこうと思います。

そして2日にチェシアの自宅に戻ってきたのですが、なんと、義弟J君から嬉しい贈り物がありました(↓)。
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丁度1ヶ月くらい前にNYの雅子さんからNYには吉兆庵があると聞いて、「いいな~、手軽に和菓子が手に入るなんて。さすが大都会だな~」なんて思っていました。そうしたら新年をロンドンで過ごしていたJ君が吉兆庵を見つけて、和菓子セットをわざわざ送ってくれたのです。もちろんJ君は私がそんなことを思っていたとは知りません。もー、宙に浮いちゃうくらい嬉しかったです。久しぶりの和菓子、本当に美味ー♪こういう職人技のようなデコレーションと洗練された味は、私には作り出せません。今月末ロンドンの大使館に行く予定なので、少し日本食を買い入れてこようかな?
# by livesontheplanet | 2007-01-13 16:08 | 〇日々〇